bwè kafe
何かご縁があったのか、今回はニューヨークにいる間に割りとよくニュージャージーに行った。
ニュージャージーはニューヨークの隣の州で、中でもホーボーケンという街は、マンハッタンからハドソンリバーを挟んだ対岸にあって、とても近い。ニューヨークの地理が分かる人なら、マンハッタンとブルックリンの距離感だと思ってもらえれば分かると思う。
地下鉄でほんの15分程度で、たった2.5ドルの距離なのに、ホーボーケンに来るとニューヨークとは明らかに違うのどかさを感じる。メインストリートが1本あるだけの小さな街で、その両脇にしばらく店が続いたら終わり。建物の高さは、制限があるのか取り決めなのか、揃えたように同じ高さで、ほどよく小綺麗で、なんだかディズニーランドの街並みみたいだと思った。
そんなホーボーケンのメインストリート、Washington Streetにあるのがbwè kafe。2010年にハイチで起こった大地震を支援する目的でできたコーヒーショップらしく、店名の「bwè」もハイチ語なのだそう。（店内に意味が書いてあったのに忘れた。Googleさんは“飲む”だと言っている）
店名で使う豆もハイチ産を使いたいという思いがあり、それに協力してくれたのがマンハッタンでも人気のコーヒーショップ＆ロースタリー La Colombe。La Colombeの豆の中でもハイチ原産のものを使っていた。寒い日に来てホットラテ、暑い日に再訪してアイスラテを飲んだけど、La Colombeが好きだからか、どちらも普通に美味しかった。
店内は入り口の窓辺にソファ席、中は縦長でテーブル席がたくさんあり、店の外にもテーブルとイスがある。WiFiフリーだし、この手のコーヒーショップはホーボーケンには他に無さそうだし、完全に市民の憩いの場という感じ。みんなのんびりと寛いでいる。
NJ市民ではない私も、もちろんまったりとさせてもらった。ニューヨークにも近いし、こんなコーヒーショップがあるなら、ホーボーケンに住めそうな気がするな。
1002 Washington Street, Hoboken, NJ 07030
Mon-Fri 7 am-8 pm
Sat-Sun 8 am-8 pm
WiFi Yes
Restroom Yes
