Two Hands

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チャイナタウンを歩いてたら、見たことのないコーヒーショップを発見。ちょうど友だちとお茶する場所を探してたので、早速入ってみた。
 

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店内はテーブル席が壁側に左右4つずつ、真ん中に大きなテーブルとベンチシートで、コーヒーショップにしては広めの作り。外にもベンチとテーブルがある。
 
レジに行くと、働いてる人がこれでもかというくらい全員イケメン。何これ、俳優の卵でも集めたの?と思うほど。そのせいか、心なしか客層も若くてキレイな女子が多い気がする。ニューヨークだったら、かっこいい男を集めたら、女子だけじゃなくてゲイピープルも釣れるから、マーケット1.5倍くらいになりそうだし、賢い戦略かも。

f:id:ykmtn:20140923050601j:plain恥ずかしくてとても正面からは撮れないグッドルッキングガイたち

ドリンクは、コーヒーだけじゃなくて、ジュース、スムージー、ミルクシェイクもある。フードも充実してて、アボカドトーストとか、グラノーラ、アサイーボール、サンドウィッチなどなど。コーヒーが飲めない人も、軽く何か食べたい人もほどよく満足できるメニュー。

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最初に来た時は夕方でお茶だけしたかったから、アーモンドミルクのコーヒーシェイクにしてみた。その時に他の人が食べてたアボカドトーストが美味しそうだったので、今日は練習後に朝ご飯を食べに来た。

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分厚く切ったナッツ入りのマルチグレインのトーストに、アボカドと塩、レモン、鷹の爪だけなんだけど、シンプルで美味しい。しかも見た目も素敵。ラテは普通に美味しかった。コーヒー豆は袋が見えるところになかったから、どこのを使っているのか不明。今度ちゃんと調べてみよう。

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このお店は、無料の水もレモンとかキューカンバーが入ってたり、水のコップが紙コップじゃなくてホーローだったり、働く人とかフードだけじゃなくて、あらゆるものがグッドルッキング。
 
イケメン兄さんたちはラテアートもするし、フードもここで作ってるみたいだし、ちゃんと仕事もできるというのがすごい。これがニューヨーククオリティなのか。

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テーブルとイスが少し安っぽくて安定しないのと、WiFiが使えないのが残念だけど、これでWiFi使えたら客が回転しないだろうから無理か。朝ご飯食べるにはちょうどいい立地だし、バナナケーキにリコッタチーズとハチミツを乗せるオプションとか気になるメニューも色々あるし、しばらく通ってしまいそうです。

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164 Mott St, New York, NY
Everyday 8 am-7 pm
WiFi No
Restroom Yes
 

Four Barrel Coffee

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サンフランシスコのヴァレンシアストリートを歩いている時に、遠くにいい感じのテラス席があるなと思ったら、フォーバレルコーヒーだった。行けたらいいな思っていたものの、同行者がコーヒーを飲まないので、色んなコーヒーショップは巡れないだろうと半ばあきらめていたから、うれしいサプライズ。せっかくなので、アイスラテをto goで買うことにする。

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店の中に入ると、ブルードバーとエスプレッソバーが分かれていて、かなり広々としている。奥にローストするスペースもあって、壁が無くてすべてが丸見えの感じは、同じくサンフランシスコのサイトグラスと同じような作りになっている。

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コンセプト的にはサイトグラスに似てるけど、インテリアのデザインはかなりかっこいい感じ。紙コップのデザインも好きだし、オリジナルのボトルもかわいくて、最後まで買うかどうか悩んでしまった。

f:id:ykmtn:20140922083038j:plain悩んだ末に買わなかったけど、さっきサイト見たらオンラインで通販してた

f:id:ykmtn:20140922083059j:plain紙コップも可愛かったから、ホットを飲んでるお客さんに写真を撮らせてもらった

外にあるテラス席も遠くから見ても気付くくらい目立つかっこ良さだし、自転車置き場もこれまたナイスなデザイン。サンフランシスコは自転車乗る人が多いからか、コーヒーショップの自転車置き場は大きくて機能的かつ素敵にデザインされてる。(サイトグラスとフォーバレルだけかもしれないけど…)

f:id:ykmtn:20140922083302j:plain次回はここで…!

コーヒーの味はというと、歩きながら飲んでたし、ちょうどトラブルが発生してしまったのでそちらに気を取られてほとんど覚えてないけど、ニューヨークのMarlow & Sonsで飲んだ時は好きな味だったので、きっと好きだと思う。サンフランシスコに行くことがあったら、今度はテラス席でゆっくりコーヒーを味わいたいな。
 
375 Valencia St., SF, CA 94103
Everyday 7 am-8 pm
WiFi 未チェック
Restroom Yes
 

Sightglass Coffee

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サンフランシスコに来たなら、ブルーボトルコーヒーで働いていた2人が2009年立ち上げた、サイトグラスコーヒーも欠かせない。正直言うと、ブルーボトルはニューヨークにもたくさんあるので、こっちの方がお目当てだったりして。
 

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コーヒーを淹れるところだけじゃなくて、豆をローストするところやパッキングするところ、全部オープンなスタイルのどかんとした空間のお店。吹き抜けの2階から見下ろした景色も圧巻で、「コーヒーができるまで」のすべてが見られる社会科見学的な面白さがある。こんなゆとりある空間のコーヒーショップはニューヨークには無いなあ。さすが西海岸。

f:id:ykmtn:20140916020437j:plain豆をローストするところ

f:id:ykmtn:20140916020452j:plain豆をパッキングするところ

f:id:ykmtn:20140916020512j:plainカウンターのペイストリーコーナー。品揃えは普通。

店内をぶらついている時に素敵なマグを発見。サイトグラスの店内用のマグと同じなのだけど、カップの底にロゴが入ってるだけなので、パッと見はお店のものだと分からない。マグの外側は素焼きなんだけど、内側には釉薬が塗ってあって、素朴な雰囲気を残しつつお洒落。
一目で気に入って買って帰ろうとしたら、棚に1個しかなかった。もう1つ欲しいと言ったら、この店舗はこれが最後の1つだと。もう1店舗の方にあるかもと言われて、場所を聞いたら歩けない距離じゃなかったので、そっちまで行くことにした。

f:id:ykmtn:20140916020714j:plain真ん中の上から2段目にあるマグがそれ

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歩けない距離じゃないけど、この街に住んでたら普通は歩かないだろうなという距離を、旅行者はどうして歩いてしまうのだろうね。非日常のテンションとエネルギーのなせる技なのかな。
 

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ようやく着いたミッションディストリクトにある2店舗目のサイトグラスには、マグカップは2個どころか3色展開されていた。迷いに迷って、1番薄い色のを買う。お店でコーヒーを頼んだら、1番濃い色のマグで出してくれた。マグカップも買えたし、ここまで歩いてきてよかった。

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2店舗目のサイトグラスも、なかなか落ち着く感じのいいお店で、背もたれだけソファになってるイスが座り心地がよかった。

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 コーヒーは、ポアオーバーでシングルオリジンのを飲んだのだけど、どこの豆か忘れてしまった。その日2杯目のコーヒーだったせいか、まあ普通。実は、サイトグラスはフェリープラザのファーマーズマーケットにも出店していて、そちらでもポアオーバーを飲んでいたのだけど、こちらは好みの味だった。

f:id:ykmtn:20140916021246j:plainファーマーズマーケットに出してるお店

f:id:ykmtn:20140916021331j:plain紙コップのデザインもかわいくて好き

結果的にサイトグラスの店舗はすべて制覇したことになるのだけど(今のところ常設2店とファーマーズマーケットの出店のみ)、どちらの店もインテリアも店員さんも感じが良くて、インディペンデントでフレンドリーな雰囲気が個人的にはとても好きだった。ニューヨークにもこんなお店があるといいのにと思ったけど、これこそがサンフランシスコの空気なのかもしれない。

 

270 7th Street, San Francisco, CA, 94103
Mon-Sat 7 am-7 pm
Sun 8 am-7 pm
WiFi No
Restroom Yes
※この情報は最初に行ったSOMA Districtのもの。他の2店の情報はサイトを見てね。

Blue Bottle Coffee at Mint Plaza

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遅めの夏休みで、サンフランシスコ、バークレー、オークランドのベイエリアに行ってきた。サンフランシスコでコーヒーと言えば、もちろん今のスペシャリティコーヒーの大きな波「サードウェーブ」をおこしたブルーボトルコーヒー。
 

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サンフランシスコのブルーボトルは食事が充実してた、という友だちの情報を元に、朝ご飯を食べに行ってみた。なるほど、フレンチトーストとか、エッグベネディクトまであって、しっかりと朝食を食べたい人も満足できそうなラインナップ。私はラテとポーチドエッグ・トーストを注文。
 

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カウンター席に座ったら、目の前に水出しコーヒーの装置(こちらではkyotoと呼ばれてる)があって、ちょうど仕込みの最中だったので、興味津々で眺めながら、抽出にどれくらい時間がかかるのか聞いたら18〜20時間だって。今日仕込んだのは、明日しか飲めないんだよと。
 

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そしたら「昨日淹れたのがあるから飲んでみる?」と試飲させてくれた。しっかりと濃いけど、苦過ぎないアイスコーヒーだった。こういうコーヒー好そうな人に対するおもてなしというか、応対に触れると、これがジェームス・フリーマンさんがブルーボトルを立ち上げた時に目指していたものなのだなと感じる。
 
ニューヨークのチェルシー店のサイフォンバーにいたお兄さんにはそれを感じたけど、ニューヨークに何店舗もあるブルーボトルでそれを感じられるところは、個人的な経験ではほとんど無い。

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人気があって混雑しているのもあるかもしれないし、私が主にラテを飲むエスプレッソの客だというのもあるかもしれないけど、やっぱりお店の規模や従業員の数が増えると、行き届かないものなのだろうな。

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それに、観光客であふれるロックフェラーセンターの地下に出店したり、インテリアショップのABCカーペットにポップアップショップを出したりしてるのを見ると、何だか創業当初の思想から離れた商業主義的なものを感じてしまう。これが日本に進出したら一体どうなるんだろう?という心配というか懸念も出てきたりして。なんて、お前は何様なのかという感じですね、はいスミマセン。

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ブルーボトルコーヒーは、ドリップとかサイフォンとか、日本の喫茶店のコーヒーの淹れ方にかなり影響を受けていると聞いたし、実際にその影響はあちこちに見られる。今回朝ご飯で食べたポーチドエッグ・トーストなんて、分厚いトーストと卵の組み合わせが正に日本の喫茶店のモーニングみたいだった。
 
でも、まったく同じではない。卵は目玉焼きじゃなくて、ポーチドエッグになっていた。コーヒーの淹れ方は同じでも、見せ方は違う。ちゃんとアメリカナイズしてある。それがまた素敵でオリジナルになっている。

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外国の文化や食生活を取り入れて、自分ナイズするのが得意なのは、日本人の方ではなかったっけ。アメリカの新しいタイプのコーヒーショップが素敵だなと思ったら、そのまま輸入するんじゃなくて、もっと日本の良さをプラスしていけばいいのに、なんてまた愚痴っぽくなってしまった。ブルーボトルが日本に進出すると聞いて、日本での取り上げられ方を見ていると何だかザワザワするものでつい。
 

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ともかく、ポーチドエッグ・トーストは本当に美味しかったし、ラテもニューヨークのどのブルーボトルで飲むより好みの味でした。同行者は、私がチェルシー店で食べたワッフルを食べてたけど、こちらも同じく美味しかったそうで、さすがお膝元だなと。
 
今回はこのお店だけに行こうと思っていたのだけど、街を歩いている時に通りすがりに小さなブルーボトルを発見して、とりあえず写真を撮って、後で調べてみたらそれが最初に創業したお店だと分かってびっくり。本当に小さなキオスクショップで、あそこからこのコーヒーの波が始まったのかと思うと、なかなか感慨深いものがあった。
f:id:ykmtn:20140914070005j:plain通りすがりにバタバタと撮ったのであまりいい写真じゃないけど、これが第1号店。
 
あとは、ファーマーズマーケットにあったお店フェリービルディングのお店も、写真を撮ったので一応載せておこう。狙っていなかったものの、意外と色んなブルーボトルを見ることができた。本家サードウェーブの源流にも触れられたし、それだけでもサンフランシスコに来た甲斐があったというものです。

f:id:ykmtn:20140914070037j:plainマーケットにも2つ出店してた

f:id:ykmtn:20140914070021j:plainこちらはフェリービルディングの屋内

 
166 Mint Plaza, San Francisco, CA 94103Y
Everyday 7 am-7 pm
WiFi No
Restroom Yes

Box Kite

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前々から来てみたかったイーストビレッジのコーヒーショップBox Kite。コーヒーだけじゃなくて、食事も充実しているようだったので、ブランチも兼ねて来てみた。
 
事前にランチタイムにフードがあるかを確認したら、ハウスメイドのサンドウィッチがあるよというので、期待して行ったら、私たちが着いた11時半の時点では、まだフード担当が来てないと。しょうがないのでコーヒーを飲みながら待つことに。

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朝から何も食べて無かったので、お腹が空き過ぎて我慢できずに、ペイストリーの中からストロベリーバターケーキを食べてしまった。これもここの手作りみたいだけど、かなり美味しかった。
 

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コーヒーの方はというと、豆はMADCAPRITUALという2つのロースタリーのものを入れていて、私はRITUALのドリップを飲んでみた。リンクを貼るのに調べていたら、MADCAPはミシガンのロースタリーらしい。RITUALはサンフランシスコ。
 
友だちも同じRITUALのドリップを飲んでいて、酸味があるねと言っていたけど、最初はケーキをがっつき過ぎてコーヒーをちゃんと味わってなかったらしく、分かってなかった。食べ終わってコーヒーだけ飲んだら、ほんとにしっかりとした味ながら酸味のあるコーヒーだった。
 

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店内は、カウンター席しか無いので、このスタイルで夜はコース料理を出すのかと思ったけど、普通コーヒーショップの場合、カウンターは窓か壁側にしかなくて、お店の人と対面するバータイプのカウンターは見たことがないので、この作りは料理をサーブするためなのだろうな。
 

f:id:ykmtn:20140826035916j:plainこの壁紙のデザインすごく好き

結局、私たちがコーヒーを飲んでいる間にフード担当は来ず…。ペイストリーのケーキを食べただけでもフードのレベルが高そうな感じがしたので、他のフードが食べられなかったのが本当に残念。店の作りからもフードに力を入れているようだし、今度はフードのリベンジにまた来たいな。
 
115 St Marks Place, New York NY
Mon-Wed 7 am-12 am
Thu-Sat 7 am-2 am
Sun 7 am-10 pm
WiFi No
Restroom Yes